Cent OS に vim をインストール
目標
Cent OS(6.4,minimal構成)に vim をインストールし,設定する.
作業内容
エイリアスの設定
viコマンドでvimを起動したい場合,~/.bash_profile を編集する.以下のような1行を追加すれば良い.また全ユーザーに適用したければ,/etc/profile を編集する.
alias vi='vim'
その後,以下のコマンドでシェルを再起動.
> source ~/.bash_profile
vim の動作設定
またvimの設定を変更する.~/.vimrc を編集することで,そのユーザーについてvimの設定を行える.全ユーザーに設定するには /etc/vimrc を編集する.
以下ではインデント,TAB幅,行番号,検索などについて,主に設定している.
" 検索時に大文字小文字を区別しない set ignorecase " 検索語に大文字を混ぜると検索時に大文字を区別する set smartcase " 検索語にマッチした単語をハイライトする set hlsearch " インクリメンタルサーチを使う " ( 検索語を入れている途中から随時マッチする文字列の検索を開始) set incsearch " 検索時にファイルの最後まで行ったら最初に戻る set wrapscan " 行番号を表示する set number " 改行 ( $ ) やタブ ( ^I ) を可視化する "set list " 括弧入力時に対応する括弧を強調する set showmatch " 構文ごとに色分け表示する " 逆は off syntax on " [ syntax on ] の場合のコメント文の色を変更する "highlight Comment ctermfg=LightCyan " ウィンドウ幅で行を折り返す set wrap " set オートインデントを有効にする set autoindent " タブ文字の幅(スペース何個分か) set tabstop=4 " タブの代わりにスペースを挿入 set expandtab " オートインデント時にインデントする文字数 set shiftwidth=4 " 言語別のtab,インデント設定 augroup vimrc autocmd! FileType perl,python setlocal shiftwidth=4 tabstop=4 autocmd! FileType html,css setlocal shiftwidth=2 tabstop=2 augroup END
ちなみに逆を指定する場合は no を先頭につければ基本的に良い(以下例).
" 行番号を「表示」する set number " 行番号を「非表示」にする set nonumber